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「ご挨拶回りから始めます」 — 山田涼介、プロゲームチームCrazy RaccoonのSTAR部門加入を東京ドームで宣言

Hey! Say! JUMPの山田涼介(32)が、プロゲームチーム「Crazy Raccoon」(以下、CR)に“LEO”名義で加入することが決定し、2025年8月20日に東京ドームで開催された「CR FES 2025」にてサプライズ発表された。同日、都内で行われた記者会見で山田は加入の経緯や意気込みを語り、約5万人の観客を前に新たな挑戦を宣言した。本イベントは、CRにとって初の東京ドームでのオフラインイベントであり、山田の加入発表が会場を大いに沸かせた。

「LEOの遊び場」からプロチームへ

山田は2021年にYouTubeチャンネル「LEOの遊び場」を開設し、「Apex Legends」を中心にゲーム実況配信を行い、2025年5月時点で登録者数101万人を突破している。2022年の「第9回 Crazy Raccoon Cup Apex Legends」への出場を通じてCRと親交を深めてきた。今回、CRが新設した「STAR部門」に加入し、ゲームの魅力をさらに発信する役割を担う。山田は会見で、CRのユニフォームを手にした際、「いいっすね!」と笑顔を見せ、「別人格のLEOとして立つのは不思議な感覚」と語った。

加入の経緯とCRとの絆

加入のきっかけは、CRの代表・高野大知(通称:おじじ)との2年前の会話にある。山田は「『涼ちゃんがCRに入ったら面白くね?』とおじじに言われ、真剣に考えるようになった」と振り返る。単独で運営してきた「LEOの遊び場」では、機材トラブルや動画編集を自身で対応する限界を感じていたが、CRのサポートを受けていたという。「恩返しとして、互いに支え合い、ゲームの魅力を広めたい」と考え、事務所の承諾を得て約2年かけて加入を実現した。山田はCRについて、「日本を代表するゲーミングチーム。オーナーの人柄が反映された仲の良いチームで、安心して身を任せられる」と信頼を語った。

Hey! Say! JUMPメンバーの反応

山田はグループLINEで加入を報告し、メンバーから応援の声を受けた。高木雄也からは「僕も入れるかな?」と冗談めいた質問が寄せられ、「無理だよ。1万時間やれば可能性はある」と返したと笑顔で明かす。また、ゲーム好きの知念侑李については、「いずれ大会を開いて、公式の場でボコボコにしたい」とお茶目に語り、会場の笑いを誘った。メンバーの温かい反応が、山田の新たな挑戦を後押ししている。

ゲームへの情熱と今後の展望

山田は「Apex Legends」への愛を語り、「1日でも触らないと腕が落ちるので、忙しくても必ずプレイする」と述べた。芸能活動との両立については、「3、4時間睡眠で十分動けるショートスリーパー」と笑顔で答え、親への感謝も口にした。CRの最年長かつ後輩として、「1人ひとりに挨拶回りから始める」と謙虚な姿勢を示す一方、2025年の「Esports World Cup」への出場を夢に掲げ、「いつか世界の舞台に立ちたい」と意気込んだ。自身のイラストには飼っている爬虫類のヤモリを肩に乗せたデザインを採用し、「大満足」と喜びを語った。

Crazy Raccoonの概要

CRは2018年4月に結成され、「ゲーマーをかっこよく魅せる」をテーマに、Fortnite、Apex Legends、Street Fighterなど11部門を展開するプロゲームチームである。所属選手は日本トップレベルの実力を持ち、インフルエンサーとしても影響力がある。山田の加入する「STAR部門」は、エンターテインメントとeスポーツの融合を目指す新たな試みであり、彼の参加がさらなる注目を集めるだろう。

ファンと業界の反応

Xでは、「#山田涼介」や「#CrazyRaccoon」がトレンド入りし、「アイドルとゲーマーの両立がすごい」「LEOのユニフォーム姿かっこいい」との声が広がった。ファンは、山田のゲーム愛と挑戦を称賛し、CRのイベントでのサプライズ発表に「東京ドームでこんな展開は予想外」と驚きを共有。山田の加入は、eスポーツとエンタメの新たな架け橋として期待される。


(C) Crazy Raccoon