フジテレビの木曜劇場「小さい頃は、神様がいて」が10月9日(木)22:00より放送開始される。毎週木曜22:00~22:54に放送され、初回は15分拡大で放送される。本作は、脚本家・岡田惠和による完全オリジナル脚本のホームコメディで、北村有起哉が主演、仲間由紀恵が共演を務める。物語は、2人の子を持つ小倉渉(北村)と妻・あん(仲間)を中心に、家族や隣人たちの人生模様をユーモラスかつ温かく描く。TVerでのリアルタイム配信および見逃し配信も実施される。
ポスタービジュアルとキャスト
公開されたポスタービジュアルには、北村有起哉、仲間由紀恵、小野花梨、石井杏奈、小瀧望、近藤華、阿川佐和子、草刈正雄の豪華キャスト8人が登場。まるで家族写真のような構図で、キャラクターの個性や関係性が表情や立ち位置で表現されている。主人公・渉を演じる北村は満面の笑みを浮かべ、妻・あん役の仲間は静かな微笑みとともに微妙な距離感を示す。これにより、夫婦間の複雑な感情が視覚的に伝わる。
他のキャストも個性的だ。小野花梨演じる樋口奈央と石井杏奈演じる高村志保は、恋人同士の親密さと微妙なテンションの違いを見せる。草刈正雄と阿川佐和子演じる永島夫妻は、熟年夫婦の絆を穏やかな仕草で表現。小瀧望と近藤華演じる小倉家の子どもたちは、柔らかさと芯の強さを併せ持つ表情で未来を予感させる。
登場人物の“心の声”
ポスタービジュアルには、岡田惠和が書き下ろしたキャラクターの“心の声”が添えられている。以下はその一部だ。
- 小倉渉(北村):「俺の人生、そこそこなんか良い感じ」
- 小倉あん(仲間):「離婚まで、あと56日!」
- 永島慎一(草刈):「絶賛、罪滅ぼし中」
- 永島さとこ(阿川):「ベタ惚れされてるのは私の方だからね」
- 樋口奈央(小野):「ずっとこの子と一緒にいたい♡」
- 高村志保(石井):「ずっとこの子と一緒にいたい…」
- 小倉順(小瀧):「ぬくぬく育ったお前が羨ましいよ」
- 小倉ゆず(近藤):「ずっとスネをかじる気でいたのに!!」
場面写真とストーリーの魅力
公開された7点の場面写真は、登場人物たちの日常や感情を切り取る。マンション屋上での朝のシーンでは、嵐の夜を越えた住人たちが心を通わせる瞬間が描かれる。小倉夫妻や永島夫妻、奈央と志保の寄り添う姿、ゆずがカメラでその瞬間を収める様子が温かい空気感を伝える。また、渉の切なげな表情や順の消防士としての凛々しい姿も印象的だ。
物語は、19年前に「子どもが二十歳になったら離婚する」と約束した小倉夫妻を中心に展開。マイペースな渉と、約束を胸に秘めるあんの対照的な心情が、日常の中で揺れ動く。マンション「たそがれステイツ」に住む他の家族や隣人たちとの交流を通じて、人生や家族の向き合い方が軽快かつ繊細に描かれる。
第1話あらすじ
東京郊外のマンション「たそがれステイツ」を舞台に、3組の住人が登場。1階には愛妻家の永島慎一(草刈)と妻・さとこ(阿川)、2階には同棲中の樋口奈央(小野)と高村志保(石井)、3階には小倉渉(北村)、妻・あん(仲間)、娘・ゆず(近藤)が住む。息子の順(小瀧)は消防士として独立している。台風襲来の夜、住人たちが小倉家に集まり、ホームパーティーのような時間を過ごす。打ち解ける中、渉は過去の「離婚の約束」を笑顔で振り返るが、あんは「あの約束」と切り出し、物語が動き出す。
プロデューサーコメント
プロデューサー田淵麻子氏は、「北村有起哉さんが演じる渉は、もう渉にしか見えないと評判。仲間由紀恵さんをはじめ、和気あいあいとした現場の雰囲気の中で、キャストの絶妙な表情や距離感がポスターに反映された。会話シーンは特に見どころ」と語る。
放送情報
- 番組名: 小さい頃は、神様がいて
- 放送日時: 2025年10月9日(木)22:00~22:54(初回15分拡大、以降毎週木曜22:00~)
- 放送局: フジテレビ
- 配信: TVer(リアルタイム配信&見逃し配信)
- 出演者: 北村有起哉、仲間由紀恵、小野花梨、石井杏奈、小瀧望、近藤華、阿川佐和子、草刈正雄
- スタッフ:
- 脚本: 岡田惠和
- プロデュース: 田淵麻子
- 演出: 酒井麻衣
- 制作協力: 大映テレビ
- 制作著作: フジテレビ